埼玉県さいたま市（主に浦和近辺〜大宮近辺）で活動している
パーソナルトレーナーの佐藤 択磨（さとうたくま）です。
このブログではカラダ作りの疑問や些細なアドバイスを伝えています。
他にもトレーナーの枠を超えて、日々の悩みだったり、生活習慣だったりを改善出来るようなアドバイスも行なっています。
ご参考になれば幸いです。
本記事目次と内容
自分と世間の普通には必ずズレがある！！
この間のEテレを観ていて、
「子供が中々寝つきません」という相談があり、解決策が
「夜テレビは観ないようにさせましょう」とのことだった。
奥さんが「そんなの当たり前じゃん」と呟いてました。
そりゃそうだよと思うかもしれせんが、
僕も小さいころからテレビを観てから寝る。みたいなのはあったので複雑です。
そう思ったキッカケも、「そうなんだぁ」で終わっては意味がありません。
問題は意識して行えてるかどうか？
そんな内容をお伝えして行きます。
人は変われない生き物
変わりたい変わりたいと言いながらも、中々人は変われません。
それは現状を変えようとすると、
変化を嫌う性質が脳にはあるからです。
その現状をホメオスタシスと言います。
このホメオスタシスが足枷になり、例えば
・痩せたい。
・仕事を辞めたい。
・夜型の生活を正したい。
などなど想いを描いても、１歩目が重く踏み出せない。
またその１歩が大きければ大きいほど、反動で元の位置まで戻りやすいという作用が働きます。
自分にとっての普通と、これから得たい結果に向けてのズレがあるのであれば、
迅速に、且つ少しずつ変えて行く必要があります。
努力と根性だけでは人は変われない
一定期間や特定のことであればもちろん効果はありますが、持続可能ではありません。
もともと人はサボり癖がありますし、我慢は長続きはしないのです。
昨今のダイエットブームで、
身体を変えることの方法論は
「しっかりと目標を持ち、変わることで成功した自分をイメージすること」など、
ダイエット本に限らず、自己啓発本でも多数言われてます。
しかしこれはキッカケに過ぎず、元々は長続きしないのです。
その一歩先を行くボディメイクの進化版は、実は身近なところにあるのです。
数多く見て行く中で、またダイエットやボディメイクをより効果的に完遂するには
メンタルより仕組みが大事ということ。
例えば普段からよく水を飲み、
朝・昼・晩は決まった時間に決まった量を食べ、いつもだいたい決まった時間に寝る。
こういった方がパーソナルトレー二ングを受けると、
食事の内容も詰めるとこは少なくてそもそも楽ですし、結果が出やすいです。
逆に普段から食べる時間や量はバラバラ、寝る時間も質も悪い。
お酒も常用していて、利尿作用で水分不足とミネラル不足で毎日がだるい。
このような方はトレーニングよりも先ず、足枷になるものを排除する工夫が必要です。
もちろんいつもより水分を多く摂る必要がありますし、お酒をやめられないのであれば、
飲む前や飲んだ後の胃の過ごし方も改める必要もあります。
上記のように行うことが増えれば、人は面倒なことが苦手なのでさらに続かなくなるのです。
飲み屋で飲んでいるのであれば行かない。
晩酌であれば家にお酒を買い置きをしない。
気持ちは最初は良いですが、続くためには周りの誘惑や足枷を排除するのが一番です。
「慣れるまでが大事」と安西先生もこの１ページ前でも言っていましたし、
自分のことは気付き難いんですよね。
ちなみに僕がお客様にお伝している、
「飲み会を断る上手い言い訳」は
・肝臓を悪くして医者に止められている
・胃腸炎に掛かってしまいお酒が飲めない。などで切り抜けれればとお伝えしています。
警察関係はよくこういう方がいますが、これでも無理にすすめてく来る人がいれば
その方とはお付き合い自体も避けた方が良いでしょう。
少しずつの効果を上げて行くには？
いきなり変わるのは反動があり、一時的に効果が出たしても長続きしません。
そこで効果を出しやすいため、オススメの変更方法。
それは10%ずつ変えていくということ。
例えば普段が朝８時起きで、何かを機に朝６時起きを意識しても、出来ないか続きません。
その場合いきなりゴールを目指すのではなく、10%ずつ前倒しにしていく。
この場合２時間（120分）の時間なので、12分早い７時４８分に起床。
2〜3日慣れてくれば、７時３６分、７時２４分と徐々に早起きの習慣を付けて行ければ、さほど無理なく、１ヶ月ちょっとで6時達成出来ます。
これは達成度は高く、再現性もあり、また反動も出にくいのです。
なのでダイエットもしかり、いつも僕が推奨している
「少しずつ」や「先ずは」というところです。
いきなり10kgマイナス目指して、7kgで挫折って虚しいですよね。
そのためにはもう一度言いますが、感情よりも 仕組みが大事なのです。
普段から誘惑のあるものは避けましょう。
集中できないのであればジムでプロを雇う。
家に水を購入したら寝る前に準備し、起きたら飲むなど、
感情で引き止められそうなものを極力仕組みかして行くことです。
朝起きたら歯を磨くかのごとく、慣れていけばあっという間ですよ。
皆さんも是非お試しあれ。。。
追伸
高校の頃、「全国大会に出たい！！」という想いでボクシングを始めました。
高校2年時にインターハイ出場を決めた後は「全国優勝」が目標になっていて、
全国大会に行くことは当たり前になっていたのを思い出します。
２００１年い想い描いた全国優勝が、大会は違えど２１０４年に達成してしています。
その時ふと思ったことが
「ボクシングで変わった人生だから、またボクシングで人生が切り開けるはず」と考えていました。
これは何年後か分かりませんが、少しずつ形にしていきたいと願っています。
それでは今日はこの辺で。
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