埼玉県さいたま市(主に浦和近辺〜大宮近辺)で活動している

パーソナルトレーナーの佐藤 択磨(さとうたくま)です。

このブログではカラダ作りの疑問や些細なアドバイスを伝えています。

他にもトレーナーの枠を超えて、日々の悩みだったり、生活習慣だったりを改善出来るようなアドバイスも行なっています。

ご参考になれば幸いです。

人生を楽しく変えていく質問力!!

前回記事のメッセージやコメントありがとうございました。

「タメになった」

「勉強になった」

「似た様な経験があってしっくりきた」などなど、書いていて励みになります。

 

さて今回は「質問」について

お客様の悩みや不安を聞き出す際、

 

必ず「質問」(カウンセリング)を行いますよね?

 

いきなりずば抜けた質問をしなさいとか、

これだけ聞けば良いというのはありませんが、状況によって大きく変化すると感じます。

 

その際に必要な「質問力」について、お伝えして行きます。

 

質問力がない人はビジネス界は厳しい

かの有名な世界No. 1コーチ、アンソニーロビンズは

「私たちの人生は、私たち一人一人がした質問の結果である。」

 

と述べています。

 

日々どんな質問しているかとか意識したことはありますか?

「質の高い質問は、質の高い人生を生み出す」と言われるほど最近重要視し始めましたが、意識すれば気になってしまい仕方がないですね。

 

例えば待ち合わせで、答えまでが遠い下記のやりとりをご覧下さい。

知人「駅で待ってます。」
僕 「何駅ですか?」
知人「新宿です。」
僕 「新宿の何口ですか?」
知人「西口です。」
僕 「西口のどの辺ですか?」
知人「小田急ハルクの前にいます。」
僕 「分かりました。」

 

これは少し極端ですが、こういう方実際にいるんですよ!!

 

簡潔に済ませると、

知人「新宿西口の小田急ハルク前にいます。」
僕 「了解!!」

これで済みますよね。

 

ポケベルの時代じゃあなたに出会える自信ないんですけど〜、と思いましたし、正直こういった方と一緒に仕事は出来ません。

 

こちら側が「何駅の何口のどの辺にいますか?」と聞けば良かったですが、てっきり一回で済むかと思ったのが甘かったです。

 

昔は特に考えもせず、敷かれたレールの上を走っていれば給料が振り込まれていたので、むしろ質問とかはしないで淡々とこなした方が効率が良かったのもあります。

「新聞読め」とか散々言われてましたが、読まずに過ごした4年間、

「あの時、こう質問しておけば良かったな。」と振り返り、公務員時代の自分よりも良い意味で成長したなと感じる今日この頃。

 

「くだらない質問はくだらない意識しか生まない」とまで揶揄されることから、思考を巻き返して行きたい方はここから参考にして頂ければと。

自分もついつい無意識に下らない質問をしてしまっているので、自戒の念を込め、また意識しやすい様綴らせて頂きます。

 

公務員時代と今の感じ方が変わってきている

僕は元公務員で警察官だったということもあり、当時の知り合いや、現在の働き方に興味を持って頂き質問される事が良くあります。

 

ダイエットや運動指導はもちろん、

栄養面、フィジカル面やメンタル面など多様で、聞かれることはとても嬉しいです。

 

先に述べた

「質の高い質問は、質の高い人生を生み出す」

つ ま り、

質問することで、自分自身の人生を高めることが出来ます。

また聞かれた質問で相手が納得してくれれば、こちらも価値あることが届けられたなとやり甲斐を感じられます。

 

相手の知り得たい情報を「なんとなく」聞いていては、ビジネスチャンスを逃している様なものです。

現在でも電話など付き合いはしますが、無駄な時間は極力避けるようになったため、少し言葉尻が冷たくなったり、割と簡潔に電話を切るようになったかもしれませんが悪しからず。

 

何気ない質問の意図はどこからだろう?

先日とある方から、

「後輩が◯◯県警の試験の一次に通ったんだけど、大変さと魅力を教えて貰える?」

と質問を受けました。

 

先ず僕の解釈として

・本人が行きたがってないけど、その魅力を伝えることによって行くことをプッシュするのか?

・先に魅力を見出しておいて、面接など二時試験の備えにしておくのか?

 

質問が抽象的過ぎて、もう一歩欲しかったなと。

ここで僕もどういった感情での質問か聞けば良かったのですが、僕が立て続けに予定が入っていて、

「簡潔に済ましたい」という欲求もあったため

多分こうだろうという意識で返答しました。

僕の理解力も乏しいのもありますが、率直に

「僕は当時考えていた大変さは特になく、むしろあんな楽なことはなかったです。魅力は◯◯県警といことなので、治安の悪い取り締まりなどに力を入れていることでは?」と回答させて頂きました。

 

もちろん採用のための答え方や、その人がどういったことを目標にしているかで答え方も大きく変わってくるかと感じます。

 

そこで追加で

「なるほど、個人的にはどんな時にやりがいを感じるんだろう?」と言われたのですが、

 

これまたと答えにくいなと再度思うも、

 

「僕が思うやりがいは、ありきたりですが「感謝」された時ですかね?
しかし面接官への心地良い回答などより、その子の本心で話せれば基本的に問題ないと思います。
このご時世、部活動などやり抜く子が少ない時代なので重宝されます。」

と伝えました。

偉そうなこと言ったかもしれませんが、受かったらあとは自分次第ですし。

今回、せっかく質問を頂いて、生徒に親身になって進路指導してくれていますが、

この質問では以前の僕の様に損をしていくなと感じました。

 

質問力を上げるには「副詞」を使いましょう。

ただ漠然と、「悩みはなんですか?」とかではなく、もう少し具体的に知りたいことを聞くと相手の本心も一気に知ることが出来ます。

 

例えば

・最近で〜
・ここ1週間で〜
・今までで〜
・この仕事で〜
・一番の〜

みたいな、用い方で大丈夫です。

 

なので冒頭の質問も

 

「後輩が◯◯県警の試験の一次に通ったんだけど、二次試験に備えて色々と意見を聞きたい。佐藤くんが試験に挑む時、面接で聞かれた具体的な質問、またその時の回答で一番大変だった質問は何だろう?それを踏まえて警察官として働くことに、どんな魅力を感じているのか答えたら良いと思う?」

こんな感じですかね?

これだと「試験に受かるために、生徒が知りたいこと」というのが伝わってきませんか?

 

「魅力」や「やりがい」なんていうのは自分の考え方しだいで濃くも薄くも出来ます。

 

どうでしょうか?

少し厳しい言い方かもしれませんが、相手が答えやすい様に自分で考えてから質問すれば、

もっと自分にも、相手にとっても良い質問が出来るのではないでしょうか?

 

その人の一番の悩みは何なのか?

 

副詞を使った小手先ですが最強のテクニックです。

言葉に入れていくと質問力がグッと上がってきますのでぜひお試しを。

 

今までどんな質問をしてきたか?

僕は警察業務で

「なんでこんなことやるんだろう?」

「これ意味ありますか?」

と当時の上司や先輩に問いかけた時がありました。

 

「若手はそんなもんだよ」

 

ぐらいの返答しかなかったので、もう思考回路が止まっているとしか感じられず、当時は苦しかったのを思い出します。

 

警察官だからといことではないですが、ふと疑問に思い、

「趣味はなんですか?」とか

「この仕事のやりがいってなんですか?」とか当時から色々聞いてみたことあります。

 

当時の上司や先輩はだいたい

「貯金」とか

「このご時世ボーナスしっかり入るしね。」とか、

「今更会社員なんか出来る能力ないしさ」との回答でした。
(もちろんその様な方ばかりではありませんよ。)

志高く、

「これが正義!!」というような勇敢で優秀な方々にもたくさん出会いましたが、当時の僕には他の誘惑や影響の方が大きくて、魅力を感じ取れなかったなと反省しております。

 

今ならその質問をした自分の意図も知れるし、

もし聞かれたら、経験則含め魅力を伝えることが出来るのになと強く思えます。

 

 

環境が人を変えて行くことも

今となってはたくさんの思い出や経験が出来て良かったと感じていますし

人生が上手く行くとしか信じてませんが、

「辞めてなかったら今頃どうしてたかな?」

とか、たまにふと思います。

 

皆さんが最近一番仕事で悩んだことは何ですか?

気になることや聞きたいことあれば、お気軽にメッセージをどうぞ。

それでは今日はこの辺で。

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